開催趣旨

浮世絵を代表する絵師・葛飾北斎。生涯、度々画号を変えたことでも知られる北斎が、「北斎」を名乗っていた「北斎時代」は、37歳・寛政8年(1796)から54歳・文化10年(1813)までの約18年間です。寛政後期以降、絵入狂歌本に色彩豊かな挿絵を提供し、この分野の第一人者となった北斎は、文化期(1804‐1818)に読本の流行が始まると、曲亭馬琴らの戯作者と連携し、圧倒的な画力と作画量で読本ブームをけん引しました。また、美人、名所、芝居などを題材にした一枚物の版画も数多く手掛け、さらに、肉筆画の制作に精力的に取り組んだことも、この時期の特徴です。


本展覧会では、この「北斎時代」の作品に光を当て、絵入狂歌本、読本、摺物、新境地を開拓した洋風版画、そして肉筆画など、多様な作品を一堂に集めて紹介します。働きざかりの北斎の果敢な挑戦の軌跡にせまる、これまでの北斎展とは一味ちがった展覧会です。

「風流無くてなゝくせ ほおずき」 大判錦絵 個人蔵

アートディレクター・グラフィックデザイナー シマダタモツ氏よりロゴへの思いをコメントしていただきました。

開催概要

名称

HOKUSAI ―北斎が「北斎」だった時代―

会期

2027年5月22日(土)~7月19日(月・祝)

会場

あべのハルカス美術館

〒545-6016 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階

主催

あべのハルカス美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社

NEWS

2026/09/17

公式サイトを公開しました。